「小滝タケル Takeru ODAKI」のwebサイト http://www.odakitakeru.com/
 
 
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【first cry】
全てが混ざり、溶け合い、混沌とした原始の海に産声を上げた生命は、
やがてはっきりと輪郭を持つようになる。
最も鋭い輪郭は、サメの鱗のように水すらも寄せ付けない形態をとり、
形が、自分がここに存在していると主張し続ける。

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【once】
遠い遠い昔のお話。
御伽噺は語り継がれていきながら、時間と共に少しずつ内容を変えていく。
しかし、確信の部分はDNAのように変わらずに紡がれ続ける。
そんな様々なお話を内包しながら、
うねり、波打ち、固まり、砕ける海の一瞬のようなかたち。

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【beginning】
生命の始まりは、海中で他の物質と自分を分ける膜を作ったことからだった。
そこに形の始まりがある。
膜であり、海であり、形があるもの、そんな存在を作ってみたかった。

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【solid mirage】
私たち生物の輪郭は、常に変化しながらかろうじて今ある自分の形を保つ。 続いていく為には変わっていかなくてはならない。
骨は死の象徴でありながら、私たちの一生の尺度では変化しない永遠の姿でもある。
外骨格を持つ生物達は、生前から、既に虚ろな死の気配と永遠をその身に宿して、私たちの間をさまよいながら存在し続ける。

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【exuvia】
植物が体を支え、栄養を吸収するために、根を張るように、動物は神経や血管、筋肉が骨との間で張力を保っている。
繊維によって生物の形は緊張し、弛緩する。
不定形で数量化できない生物の形を、繊維を1本1本張り込んでいくことで、揺らぎを含んだまま抽出できるのではないか。
結果的に内部が虚ろな状態が生まれ、生物としての機能は持たずに、ただ痕跡のみが残る。
exuvia-抜け殻-くらいは出現したのではないだろうか。

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【feeler】
臭い、味を確かめること。それらは物質と生物個体が出会う瞬間。
人間はその為の器官を体の中に隠し、昆虫は触った瞬間に理解する。

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【others】

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【exhibition】

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